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笠寺の歴史を描いた壁画ができました。

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笠寺観音の西門に続く笠寺商店街の四か所に壁画が出来上がりました。

これは笠寺観音商店街や、かんでら門前亭の皆様が発案し、6名のアーティストの方が一ヶ月以上掛けてまとめた図案を元に、半月余りをかけてこつこつと制作してきました。

内容は1300年前の笠寺観音の起こりに始まって、観音さまが兼平公・玉照姫ご夫妻の縁を結び、地名ともなったこの笠寺のまちの人々に受け繋がれた縁がこれからも紡がれていく、といった流れで、町や商店街を彩り、かつ当山の歴史をヴィジュアルに紹介して下さったというもので、お寺としても嬉しい企画が実現となりました。関係の皆様は大変に苦労されたと思いますが、それだけに素晴らしい作品になりました。
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(上図をクリックすると拡大)
壁画は、ナイトウ時計店(お寺の起こり)→旧ユニーシャッター(兼平公・玉照姫が観音さまに縁を結ばれる)→笠寺郵便局(ご夫妻はその縁に感謝し寺を再建。笠寺の名をつける)→その向かいの壁面(結ばれたご縁は街の人々に引き継がれ、それを未来に繋いでいく)という順番に描かれ、それぞれが描き手によってタッチ、テクスチュア、画面構成など、味わいが異なるというのも楽しいです。

昨日は完成式典ということで、街の関係者の方々やテレビ局の方が集まり、皆さんの手形を壁面につけて(もちろん私も!)壁画の完成となりました。

当山にご参拝でお時間のある時は、一度商店街を名鉄の線路の方から歩いて壁画を見て歩きながらお寺の門をくぐってみられてはいかがでしょうか。
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by esquisses | 2010-12-13 10:49 | お寺

立場の違い。

最近望ましくない展開で事が進んでしまった。これは今に始まった事ではない。

双方で合意がなされないまま年月が過ぎて出来た、意見のギャップというものが現時点に確かにある。
合意をはかる機会を持ちたいと私たちは常々思っている。この長い歴史のモヤモヤをどこかで断ち切りたいし、それは可能だと確信している。

ただ、その機会をまだ持てていないので、たがいにそれぞれの立場を語る他はないのもまた事実だ。これは好ましくない面もある。

しかし、その中で、少しずつ変化も起こっていて、その行方を見守りながら、私たちもより良い表現を探っている。
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by esquisses | 2010-10-19 22:30 | 思索

壊された井戸のポンプ

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先月、地元の有志の方々が協力して境内に井戸を掘り、その水を毎日12時間、電動ポンプで汲み上げて池に給水を続けておりました。自然の雨と合わせてだいぶ水位が上がってきていたし、水も澄み始めてきました。

今朝、お参りの方が知らせてくれて、現場に駆けつけるとポンプの水の出るところに繋がれていたパイプが根元から折られ、そこから水が出続けて周りはビタビタになっていました。

敬虔にお参りする人や、奉仕で掃除をしたりする人がいるかたわらで、ごく少数ではありますが、ものを壊す人、賽銭や寺の什物を盗む人、飲み食いしてそのゴミを捨てて行く人などがいます。さらに野良猫のフン、食い散らかした餌や放置されたそのゴミ・・
当山は参拝のために24時間出入り自由な寺です。ですがわざわざ寺の土地に入ってきてこういう事をする人がいるのは悲しいことです。

世情が悪くなって、人心が荒みやすい時代だとしても、自分を幸せに生かしていくのは他ならぬ自分でしかないのですが、、
溜息が出ます。

(追記14:29)当該箇所は、本日修理していただきました。
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by esquisses | 2010-10-11 07:58 | お寺

いよいよ節分です

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ここひと月あまり正月節分の関わりでドタバタしておりましたが、それもいよいよ立春がすぐそこにやって参りました。
ご縁あってスターキャットのスタジオで天野鎮雄さんの『天ちんアワー どえりゃ~7時』に出演してきました。(2月1日(月)~2月5日(金) 放送)
笠寺観音の縁起物である福ひいらぎや福豆を持参してスタジオにお邪魔した訳ですが、物腰柔らかな天ちんさんとのお喋りの流れの中で、それほどガチガチに緊張せずに済み、カメラをさほど意識せずに会話できたのはありがたいことでした。
予報によれば明日明後日は雨は降らないそうです。立春を目前により素晴らしい一年のスタートを切りたいものですね!
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by esquisses | 2010-02-01 22:09 | お寺

8/9はかさでらの夏祭り!

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8月9日は大功徳日「九万九千日(くまんくせんにち)」といって、この日に参拝すると99,000日お参りするのと同じご利益があるとされる日です。夜8時より笠寺観音山主大僧正を導師に護摩祈祷を行います。また、笠寺観音本尊の観音様がかぶっていた「お笠」をあなたの頭にもかぶせて祈願します(朝9時〜夜8時まで。お一人一回300円)。

好天なら境内に夜店が並び、商店街のお祭り・盆踊りなども行われて熱い賑わいの夜となります。

また、私が街で働く人々を撮った「やろみゃあ笠寺写真展」と佐田保画伯による「笠寺観音かいわい風景画展」が環状線笠寺西門交差点、旧ユニーにおいて開催されます。(8/9〜8/15)

お時間ある方はぜひご来山くださいませ。
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by esquisses | 2009-08-08 19:54 | お寺

節分はすぐそこ

節分はもともと季節の分かれ目を指すもので、年に四回あるものですが、この二月の節分だけが特別に重んじられるのは、やはり冬という生き物の休眠の季節から春に切り替わる立春というものに特別な思い入れがあるからだと管理人は思います。
その大事な節目に魔が立ち入る事の無いよう、厄災を払う行事として節分会(せつぶんえ)が今年も笠寺観音=笠覆寺で執り行われます。

名古屋城を中心とした尾張四観音の一つである節分です。節分の設営がなっていくにつけ、緊張感が増していきます。

今年から福豆の袋を樹脂から和紙に換えました。また福ひいらぎに金銀の鈴を付けました(黄色の豆袋などは今まで通り変えていません)。鈴は侵入者を知らせ、また観音様に更に素早く察知して頂きたいとの願いを形にしてみたものです。
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by esquisses | 2009-01-28 19:33 | お寺

業者が来るまで待てない。

境内の亀の池に、ペットボトルや飲み食いしたゴミを投げ込んだりされるのには困っているが、しばらく前に落ち葉を掃き集めたゴミ袋やパイロンが投げ込まれていたので、12月に業者に掃除してもらうまで待つよりは、なんとか取ってしまいたいと思っていた。

しかし、池の底はレンコン畑ほどではないが、泥がそれなりに溜まっている筈で、胴体まですっぽり履けてしまう防水性のズボンを探していたが、ホームセンターなどでも見つからない。ある人にその話をしたら「釣具屋に行ってみたら」といわれ、先日実際見つけた時は嬉しかった。ウェダー、というのだそうだ。

と早速履いて池に入ってみたのだが、ふちの方は割と浅めでなんとか動けるので、竹の棒も使いながらゴミも集められるのだが、石橋の下や池の中心へは一歩踏み出すごとにスブスブ深くなり、泥の絡まる足も動かせず、真ん中の方に投げ込まれたパイロンやゴミ袋、自転車のタイヤには近づく事すら叶わなかった。悔しい。しかも水が近年減ってきているのと富栄養化のせいだろうか、水が臭う。

専門家と話をした時には、池の水が減ってきたのは、地面の舗装化が進んで、自然に水も湧き出なくなって来た事、蓮などを植えても育たないのは、外来種のカメが池に放たれて、それがハスを食い切ってしまう、との話だった。

なら、これからは池と周辺を再整備して綺麗にするついでに縮小するのが良いかな、とも考える。それなら水道で水を足すにも多少は現実的になろう。
しかし、やるとなれば大事業だし景気も悪い。としてもなんとかこれは成し遂げたいものだ。それはまた開山・中興の両上人や祖父の遺志を受け継ぐ事でもあるはずだ。
境内が広い分こなさねばならぬ問題は山積みだが、ひとつひとつこなしていくしか道はない。
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by esquisses | 2008-12-01 00:08 | お寺

前住職(祖父)の日記

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前の住職である政識和尚(せいしきわじょう1901-1968)は私の祖父である。しかし祖父は私の生まれる四年前の昭和43年に亡くなっており、私は祖父の事を直接は知らず、父住職から話を聞くのみであった。

真面目で極めてマメだったという祖父の日記が存在する事は父や伯母から聞いてはいた。数日前に本堂の収納庫にあった古い古い扉付きの本棚を何気なく開けるたら、書籍の並ぶ中に古いノートが沢山入っているのを見つけたのがそれである。
B5の罫線入りノートは全部で35冊、表紙に通し番号が漢数字で一から三十五までふってあり欠本は無し、年代にして大正10年から昭和41年であった。開けば寺での覚え書きや法儀の研究から、論評の書写、外出や会合の詳細、人に買った土産や振る舞った食事の内容にいたるまでびっしりと書き連ねてある。

詳細ではあるが文章は要を押さえており、字が細かく、くずしてある他は読みにくくはなく、活き活きとしたリアリティを感じられて実に面白い。45年の歳月に於いて記される内容の傾向も書体、仮名遣いも変化があるが、これほど膨大な日記を綴り続けたというのはずぼらな私からすれば驚嘆ものだ。

父にその話をし、さらに聞けば、どうも祖父の行状について私は若干の早合点をしていたようで、祖父が本堂の修繕復興などを始めたのは住職になってからではなく、さらに以前の大正時代からであったそうだ。本日早速笠寺観音公式サイトの略史における内容の間違いを訂正した。日記にはまだ続きがあるがノートから和綴じの帳面に切り替えたそうで、それらの分は別の場所に保管してある筈との事。もしかすると逆にさらに古い日記がどこかに眠っているのかもしれぬ。

まだまだあちこちつまみ食いをするようにしか読んでいない。書かれた感想や批評は祖父個人のものかもしれないが(それはそれで読むと面白い)、事実関係を知る上では当時を伝える貴重な史料である。全容を公開する事は無いが、今後読み進めるうちにサイトでも訂正をすべき所が出てくるかもしれない。

以前古い写真を見つけて感嘆した事があったが、それにしてもプリントした写真や、紙に書かれて、モノとなったアナログな記録の力はすごいね。あれこれデジタルデータこさえて記録したつもりになっている自分は、振り返ってみればいったい残すに値する記録をどれほど生み得ているのか。
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by esquisses | 2008-05-15 22:39 | お寺

御開帳が始まりました

長いこと滞っていた日記でしたが、「僧作記」を「僧索記」と改め、ブログにて再開することになりました。
旧日記はこちら
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

本日12日より18日(水)まで、笠寺観音では8年に一度の、秘仏本尊ご開帳をいたします。
初日から沢山の方が参詣にいらっしゃり、1200年あまり前に造立された観音さまのお姿を拝していかれました。
よろしければぜひご来山くださいませ。
日時は4/12(木)より18日(水)まで、入場時間は9:00~11:30, 12:30~15:00です(18日は午後3時閉場)。
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by esquisses | 2007-04-12 23:54 | お寺


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